11本目はスコッチの聖地アイラ島から

ラフロイグ10年

 

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今日はアイラ島にある代表的な蒸留所の一つラフロイグ蒸留所からラフロイグをご紹介♪こちらはチャールズ皇太子ご愛飲のウイスキーとしても名高くラベルにはイギリス王室の紋章が入っておりますよ。噂によるとラフロイグの15年を愛飲していたんだとか。またご本人が直接蒸留所を訪れることもあるとかないとか(笑)

お味はというととても癖の強いウイスキーです。グラスに注ぐとお隣の方まで香りが届きます(笑)よくラフロイグがお口に合わない方は病院のにおいとか、薬や薬品、正露丸の香りみたいで嫌なんだとか。当方はお気に入りウイスキーの一つではありますが僕の感覚では小学校のトイレの香り、クレゾールです(笑)もうあの頃を思い出して思い出に浸れるわ浸れるわで大変なのです。

ハイボールかストレートがお勧め♪ハイボールは早めに飲み干す方が良いです。

当方一押しのタリスカーの燻製香とは違ったスモーキーさです。ピート香というらしいです。麦芽を乾燥させる際に焚いて使う泥炭の煙の香りという事ですね。慣れるとすごくいい香りなんですよ(*^▽^*)

でも好きか嫌いかはっきり分かれるウイスキーであることは間違いないですが不思議とあまり嫌いという人には会ったことがありません。

癖があるだけでなく飲みなれてくると強い癖の後に隠れているフルーティーさや塩っぽさ、程よい酸味やバーボン樽由来の樽香、バニラのフレーバーなどがある事に気付けるはずです。さすがアイラの王様といわれるだけあって癖が強いだけでなく優しさ端正さをも兼ね備えているなと思います。

ウイスキーを飲んでいる方でこの銘柄を知らない人はほとんどいないと思うので是非まだの方はチャレンジしてくださいね♪

ラフロイグ 10年 700ml 40度 [並行輸入品]

10本目はサントリーを代表するシングルモルト

山崎12年

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前回の白州に続き紹介するのは同じサントリーが展開する山崎蒸留所で作られるシングルモルトです。

白州12とは違いシェリーの香り豊かなウイスキーになっています。ボディーもしっかりしています。リッチな飲みごたえでレーズンの香りいっぱいです♪

余韻は甘いバニラ系の香りにオレンジ系のフルーティーそしてオーク由来の樽香を長く感じることが出来ます。非常においしいと思います。

山崎12年は休売、終売はかかっていないものの、こちらも先の響や白州と並び非常に商品を見かける機会が少ないです。

ノンエイジの山崎も現在値段が高くなっており品数もなくほとんどがネットで出回っているプレミア価格、もうここまでくるとジャパニーズウイスキーっていったい何なんだろう。。。って感じです(笑)

ノンエイジの方は12年と飲み比べだったのですがアドバイスできるのはこの二つは飲み比べしないほうが良いということですかね(笑)ノンエイジと12年の差の開きはかなり大きいと思います。12年の後に飲んでしまうと薄いし辛いしいいとこありませんから(;´・ω・)是非やめてあげてください。

山崎12年いつか店頭で通常の小売価格程度で巡り合えることを信じて酒屋巡りをしています。山崎ノンエイジは店頭価格で出会っても買うことは無いかな(T_T)

サントリー シングルモルト 山崎12年 700ml 専用カートン入

 

9本目は昨日に引き続き休売で話題のジャパニーズシングルモルトから

白州12年

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昨日に引き続き休売で大変話題になった白州。こちらも12年の休売で引っ張られるようにノンエイジ、すでに終売になった10年、そして現行の18年、25年と相次いで値上がりと店頭の品切れが目立っているようです。

相変わらずすごい人気ですね!当方在住の県に限ったことかもしれませんが響17年よりも白州12年の方が店頭で見かける品数は極端に少なかったです。

まぁシングルモルトということもありブレンデッドよりも根強い人気があるのかもしれませんね。年数の分か実勢価格は現在の所、響17年よりも気持ちの分安い気がします。

しかしいくらシングルモルトとはいえ響17年同様、12年物で4万超えはちょっと手が出ないですね。いつになったら落ち着くのでしょうか。

こちらも味の方は個人の好みが大きいかと思いますが山崎12年より当方は白州の方が好きです。本当に白州蒸留所のイメージ通り「森のウイスキー」といった印象。

メーカーさん推しのミント入り、森香るハイボールで頂くと本当に爽やかな気分に浸れますよ!まだの方は是非お試しを♪

鼻に抜ける爽快感は樽香、柑橘系のフルーティーさがなしているのでしょうか、柑橘系とはいってもオレンジやレモンなど暖色系ではなくやはりライムや青切りミカンのような酸味を伴う爽快な風味、青りんご系や洋ナシのようなフルーティーさなのでボトルのイメージ通り緑系の爽やかな香りになっています。山崎とは明らかに方向性の違いが分かります。

しかし本当に残念なのは、ミニボトルですら価格高騰で通常のシングルモルトのフルボトルが買える値段を出さないと買えなくなってしまったこと。僕がウイスキーを知ったころは8000円ちょい位だった気がするのですが。

サントリーさんいつになったら安定供給が出来る日が来るのでしょうか、はたまたこのまま終売で二度と手に入れられなくなってしますのでしょうか。

んーしばらくは悩ましい日々が続きそうですね(;´・ω・)

サントリー シングルモルトウイスキー 白州12年カートン付き 700ml

 

8本目は休売で話題のあのジャパニーズウイスキー

サントリー 響17年

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今回の休売が世間に知れ渡った途端にもともと少なかった在庫が店頭からほぼ消えてしまったのは記憶に新しい所ですね。

当方の在住県の酒屋もほぼ全滅らしいです。ネットで探してみるととんでもない価格高騰しています。相場は5万前後といった所でしょうか。定価の5倍近くになっています。ここまでの値段になると個人的には値段と味のバランスが全く釣り合わないと思うのですが。。。それでも購入される方が後を絶たないのはすごい事だと思います。

個人的にはその値段するのであればスコッチの年代物でもある程度は購入できるのでそちらの方がお勧めですけどね(´・ω・`)

まぁでも味はやはり人気がある分しっかりと作り込まれた味になっています。響きとはうまく名前を付けたものだなぁと思います。

個人的には酸味をもう少し抑えてくれるともっと上品な感じになるかなと思いますね。フルーティーとウッディーな香りのバランスはとてもいいと思います。そして時間を置いたり数滴加水することで全く違う表情を見せます(良い方向性)。余韻もしっかりしておりその中で響きらしい色々な香りのハーモニーを楽しむことが出来ます。響17で謳っているミズナラの良さは個人的にはあまり感じることが出来ませんでした。

響きのノンエイジ、ジャパニーズハーモニーの方はというとやはり当然といえば当然ですが17年と比べるとアルコール感が強いです。そして香りが単調というか奥が深くないので響は評価が高いのは12年からだと思います。実際ノンエイジ表記のブレンデッドで5千円前後の値段は高すぎてもったいないです。現在はなぜかジャパニーズハーモニーの方も17年の休売を受けてか価格が上がり(ネットでの価格は8千円前後)店頭からほぼ消え去ってしましました。。。ん~よくわかりません(-_-)

日本を代表するブレンデッドウイスキー色んな意味で今後の行方が楽しみです。

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7本目はジャパニーズブレンデッドから

ニッカ ブラックニッカディープブレンド

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お久しぶりです。出張で投稿をお休みしていました♪その間九州の自然に触れて心も体もリフレッシュ(笑)もちろん仕事もしっかりこなしましたよ(;^ω^)

さてニッカから今月29日発売のブラックニッカリッチブレンドエクストラシェリーを心待ちにしながらわたくしがブラックニッカシリーズで一番お気に入りの商品を紹介。

それがブラックニッカディープブレンド!数量限定販売も加えるともちろんブレンダーズスピリットが一番になるのですが現行の商品だとスペシャルやリッチブレンドよりもこちらがお勧めです。その理由はもちろん45度の飲みごたえとしっかりとした奥が深いスモーキーな香り。フルボディーな感じ。そして値段!1500円以下でのジャパニーズではダントツのクオリティーかと。

最近は最初の一杯にディープブレンドを飲むことが増えています。ハイボールにしても45度のおかげで竹鶴、フロムザバレルには及ばないもののしっかりした飲みごたえ!程よい甘さ、樽香、バニラ、柑橘系のほのかな酸味。期待以上でした。

リッチブレンドは香りは良いが薄い印象、なんだかクリアに香りを足しただけのような感じがしてのですが。さすがはディープブレンド。名前負けしていないと思います。

ブラックニッカ ディープブレンド 700ml

6本目は気軽に飲めるブレンデッドウイスキー

カティーサーク

カティサーク オリジナル 700ml

スコッチの低価格ブレンデッドからはこちらを紹介いたします。

まず特徴は飲みやすさ。目立った癖のない飲みやすさで口に含んだ時の香りもフルーティーでありながらシェリーの主張しすぎないほど良い香り。さすがにストレートではアルコールきつさを感じるものの爽快な飲み口です。

おすすめはもちろんハイボール。この価格のスコッチのブレンデッドは個人的にハイボールにほとんど合います。もちろん例外もありますがこのカティーサークは飲み始めの初心者の方にもお勧めできる商品です。

そしてカティ―はいくつか種類があるので12年物や18年、滅多にお目にかかれないですが25年物もあります。

ボトルは見慣れてくると旧ボトルはかっこいいなぁと思います。うちにも一本空けずに飾ってありますよ。

殆どのスーパーで売っているので購入に困る事もないでしょう。常飲用にはうってつけかと思います。

味 7点

値段9点

ボトル 7.5点

個人的おすすめ度7.5点

5本目はシングルモルト定番マッカラン

マッカラン12年

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今回はスコットランドのスペイサイドと呼ばれる地方から紹介します。ウイスキー界の超有名人ともいえるマッカランウイスキーを飲む人ならその名前はほとんどの方が知っているはず。

なぜそんなにも有名かというとそれは製造工程や材料へのこだわりといえるかもしれません。そんな蒸留所が作り出すウイスキーは極上の味です。是非まだ体験していない方は多少他の12年もののウイスキーと比べて値は張りますが1度飲まれてみることをお勧めします。

最近シェリーオークの12年は店頭で見かけることも少なくなってきています。代わりにダブルカスクやファインオークなどの種類は時々見かけますね。ちなみに違いはというと、シェリー樽でも素材の違うアメリカンオークやヨーロピアンオーク、また違う種類の樽(バーボン樽)で寝かした原酒をヴァッティング(ブレンド)している違いです。

味は凄くブランデー風味がするウイスキーといった感じです。香りも味もそれに近いものがあります。シェリーの良さをすごく感じられる逸品だと思います。スペイサイドらしく華やかな香りだち、その中に豊潤さと奥にスパイス感、はちみつのような甘さ、まろやかさ。とても飲みやすいです。

個人的には値段が高いのが難点かな。値段と商品の探しやすさを考えてみると毎日飲めるような代物ではございません。

ただ本当にマッカランの愛好家は多く現時点でのウイスキー界の最高落札額もマッカランです。その額1本6500万だとか。最近ではドバイで6000万以上のマッカランを2本同時お買い上げし購入額で億越えをした強者もいるようです。

さすがにそんなもの一般の方が飲む機会はないと思いますが、常にシングルモルト界の頂点に君臨するマッカラン蒸留所の結晶を味わうというのは興味深い事ですよね。

シングルモルト ウイスキー ザ マッカラン 12年 700ml